[ Contents ] [ Guide Line ] [Kachigarasu ] [ What's New ] [ Profile ] [ Book ] [ Guest Book ]

きささぎ
かちがらすLogo
天本俊正後援会だより
No.07
平成9年10月号

 

天本俊正の政治主張


1.日本の安全保障・日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の見直しは、国会の承認を受けるべき

国益とアジアの平和を強くうちだすべき
周辺有事にアメリカ、中国など各国の思惑にとらわれることはない


2.いまは景気回復を

規制緩和、減税、必要な公共投資の確保を考えるべき
経済再建なくして財政再建なし
特に地方、中小企業に厚い政策手当てが今、必要です




 

天本俊正の政策発言


「無電柱化のはなし 美しい街づくりを」

1.電柱は、街路樹より多い

2.共同溝の整備もやっと

3.美しい街は、情報化時代の産業基盤


 




 

 

プロジェクトを話そう


「北方領土の開発計画」

1.北方領土の魅力

2.開発の課題

3.日ロ新時代の到来を期待


 





 

「無電柱化のはなし 美しい街づくりを」



 

1.電柱は、街路樹より多い


日本の都市の最大の特徴は、街の空が電線の「蜘蛛の巣」でおおわれていること。

世界の都市では、見られない。

ロンドンで電灯が普及し始めた19世紀、ガス灯会社は、競争相手に電線を架けることを許さなかった。

地中に電線を埋没するしかなかったといわれている。

欧米に限らず、貧しい国でも、ひとかどの都市なら、都市の電線は、地下に埋没されるか、建築物の壁を伝い伝い繋がっている。

電線の蜘蛛の巣城はない。

日本中には3000万本の電柱がある。街路樹より多い。都市には、青空がない。

都市景観がいわれ、建築デザイン、街角デザインにいくら工夫をこらしても、電柱・電線が景観を台無しにしている。






 

2.共同溝の整備もやっと


地中に埋める歴史は古い。

関東大震災復興の後藤新兵プランの最大の投資計画は、共同溝の整備であった。

電力、ガス、通信線などを地下にまとめて収容する計画だ。絵に描いた餅に終わった。
やっと昭和40年代になって、道路の頻繁な掘り起こし、交通ストップを減らすために共同溝事業が始められた。

都市の美化の観点から電線を地中に埋める事業は、なかなか進まない。

5カ年計画が作られ、繰り上げ施工はされるが、大都市の都心部を除いては遅々たる動きである。

電力・通信などの効率・保全が依然として優先する考えが行政にある為。

人々の考えを直すべきです。






 

3.美しい街は、情報化時代の産業基盤


都市が美しく誇りを持てて、国内、国外から優秀な人材を住み着かせることができる。

電線の地中化は、資金がいる。

しかし、下水道に光ファイバーを付設するなど21世紀に相応しい地下埋設の方法もある。

規制の緩和をすれば、手軽に地下埋設はできる。

架空でも裏道、宅地の背割りに架線するなどの工夫さえ、なかなか許されていない。

技術的な問題のように見えるが、実は、政治が、都市での活動、住民に目を向けていないからです。

その結果が、電線の蜘蛛の巣城である。ここでも改革の政治が待たれます。






 

「北方領土の開発計画」


________________________________________

ソ連最後の大統領ゴルバチョフが、来日した1991年4月、北方領土の返還の期待は盛り上がった。

私天本は北海道開発庁(霞が関の中央省庁)に在職中で、ビザなし往来もまだ始まったばかり。

情報不足から想像を巡らすことが多かった。

10カ年で8000億円から1兆円の公共投資が必要と思われます。
_________________________________________






 

1.北方領土の魅力


5000平方キロ、佐賀県の2倍、国後、択捉の島が北に細長く200キロのびる。

人口は、今ロシア占領下で3万人、戦前、住んでいて追い出された日本人も、約3万人であった。

年平均気温は3〜5度で、北海道東部と同じ程度。

火山とブリザードの島であるが、温泉と夏の緑の絨毯など、自然の美しさは魅力的です。






 

2.開発の課題


昭和10年にやっと、農業の開発などに着手したところであった。

軍馬の放牧、カニ工場などの水産業が盛んであった。

戦後50年経って、北方領土の今もほとんどが開発の手は入っていない。

軍の飛行場なども最近、みるべきものがないことが分かってきた。

港が駄目なのが、致命傷。

世界3大漁場の一つが展開していて、水産業の復興が期待される。

リゾート開発の可能性もある。農業は、期待薄い。

港湾、道路、飛行場など交通インフラ(産業、経済、社会的生産基盤)の整備がまず必要です。

自然を残すことも大事です。

戦前、日本人の民有地は1.7%しかなかった。

返還後は、公的プロジェクトが中心になる。釧路法務局に、旧島民の不動産登記がなされています。






 

3.日ロ新時代の到来を期待


沖縄の返還(昭和47年)があってはじめて戦後は終わった。

ロシアとの関係では北方領土の返還なくして戦後は終わらない。

平和条約前の問題である。

日ロ外交交渉の、一日も早い解決を望みたい。

それにしても3万人のロシア住民の生活に柔軟な考えを提示しなければなるまい。

香港ではないが、長期の「祖借地」などをロシアに約束するほうが、現実的な考えである。

アラスカのように領土を買い取るハナシも出たことがあるが筋違いだし、非現実的です。

明治初頭、北海道の開発は、鍋島候が初代開発長官を勤めたのを始め佐賀県人の活躍に負うところが多い。

佐賀の地から、北方領土の返還に最大の支援の心を送りたいものです。。