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きささぎ
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天本俊正後援会だより
No.05
平成9年8月号

 

天本俊正の政治主張


1.勇気ある子に育てる教育を

学歴社会、管理社会が知育偏重、情緒不安定の教育をつくっている。

体育や道徳、人間性さらには芸術などの才能も重視する教育に戻していくべき。

戦後教育の是正から教育ルネッサンスへ。        


2.土地の流動化のために土地税制の緩和を

地方都市の再開発を活発にするためには土地取り引きを正常な形に戻す、阻害となっている不当な土地重課税を緩和すべき。




 

天本俊正の政策発言


「政治改革の前進を来年7月参院選挙で」

1.政治に無関心、日本は大丈夫か

2.政治改革は後戻りをしていないか




 

 

プロジェクトを話そう


「環有明海の都市構想・吉野ケ里国営公園と私」

1.積極的な生物保護と漁業振興

2.有明海沿岸道路、空港の整備も急げ

3.新しい産業を沿岸に作り出していく

4.歴史公園の大事さ

5.吉野ケ里公園の整備をはやく

6.先端技術の活用とネットワーク

 




 

「政治改革の前進を来年7月参院選挙で」



 

1.政治に無関心、日本は大丈夫か


都議選挙は投票率が40%そこそこの低調さ。

最近は選挙の度に投票率が落ちてくる。

政治が安泰だからではない。国民が政治に期待しなくなっている証拠。

国民の政治参加が低まれば、政治は、一部の人だけで動かされることになる。

それでいいのか。

米ソ対立の時代が終わって、日本は自分で自分の運命を切り開いて行かなければならない。

大事なときだ。経済も社会も、変えなければ「日本沈没」。

誰もが予感していて、それでいて、一部の旧体制の政治勢力や、官僚マスコミに舵を取られっぱなしだ。






 

2.政治改革は後戻りをしていないか


政治家への政治献金を2年後にはやめるとか、公営選挙を広げるとか連座制を強めるとか、政治改革の具体化は進んでいる。

しかし大事なのは国民の政治的関心の高まり、それを受け止める新しい政党の成長である。政権を担える健全野党は、欠かせない。

新しい政党は、いろいろな意見の妥協の上に育っていく。心情的な支持や、地元の細かい世話役的な事も大事な政治基盤だ。

その生みの苦しみに対して、政党与党が業界利権やこせついた政治的威嚇をちらつかせて、潰しにかかる。

福岡県の自民党市議団が、行政当局にパーティー券の捌きを押し付けたのも一例だ。

全国、あらゆる分野で不公正がある。

派閥復活、利権政治復活に対抗して野党勢力が伸びなければならない。

来年7月の参議院選挙は、さしあたり政治改革の後戻りを許さない大事な選挙になる。






 

「環有明海の都市構想・吉野ケ里国営公園と私」

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私天本は、昭和45年、建設省の新任係長のとき、福岡県長期ビジョン研究会の末席に座って諸先輩の開発論議に加わっていた。

有明海は」熊本県で大締め切りを行い、大干拓プランが俎上に上がる。

佐賀県、福岡県などこの構想のために大変な労力と資金を投じてきた。

漁業との調整、自然保護などから中止になったが座長の下河辺淳氏が、
「いつかはこの膨大な資料が日の目を見るときが来る。ロッカーに大事に仕舞ってほしい。」
と言われたのを昨日のことのように思い出す。
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1.積極的な生物保護と漁業振興


有明海は、世界有数の潮夕差、ムツゴロウ、シャミセンガイなど希少種などがあり、安易に人の手を加えられない。

一方、奈良朝以来の干拓の歴史と、自然に任せていても100年で1キロの割合で陸化していく事実もある。

数世紀を見越して、ここは有明海の中に「保護地域」を先取り確保する必要がある。

釧路湿原あたりに負けない広さの海面と干潟の区域を考える。海流、土砂、河川水流入、生物の生存、水質など科学的な解明を待つことは多く、博物館を兼ねた学術センターを設置すべきです。

監視、観光コントロール、工事などの行政機関も必要であります。


年額約200億円の海苔生産を始め、有明海の漁業生産を養殖、培養型の漁業として、より発展させて行くことも、まず有明海沿岸の第一の課題である。






2.有明海沿岸道路、空港の整備も急げ 



佐賀空港は、平成10年7月28日開港する。

長崎、熊本空港と有明海沿岸道路(鹿島〜大牟田間60キロ)でむすばれる。

長崎、諌早、鹿島、佐賀、柳川・大川、大牟田、荒尾、熊本の諸都市連合で200万人の都市ネットワークが出現する。

中国大陸、韓国など東アジアの新興産業地帯と連携が担える臨空港都市群である。

新しい産業を沿岸に作り出していく

インフラが定まれば、「シリコン・アイランドの九州」「公害克服の北九州、大牟田・荒尾」などの延長線上に自ら、新産業地帯の形成も期待できる。

「情報」「環境」という軸もでき地域住民の努力目標もはっきりしてくる。

三池炭鉱の産業遺産として万田、宮原炭坑遺跡が保存されるようになったことも意義深い。






 

3.新しい産業を沿岸に作り出していく


インフラが定まれば、「シリコン・アイランドの九州」「公害克服の北九州、大牟田・荒尾」などの延長線上に自ら、新産業地帯の形成も期待できる。

「情報」「環境」という軸もでき地域住民の努力目標もはっきりしてくる。

三池炭鉱の産業遺産として万田、宮原炭坑遺跡が保存されるようになったことも意義深い。

 

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吉野ケ里に弥生の遺跡が発見注目されたのは、私が関東地方建設局部長に出ているときであった。

ピンときた、と同時に困った。

当時、長野安曇野の国営公園の誘致運動をはじめていた。

ライバルになるかなと思った。

国営公園には、イ号と、ロ号の2種類がある、分野は違うのだけれども予算は一本だからだ。

でも郷里・佐賀のためと職責をはなれて、ゴソゴソと建設省の中を密かに動き出した。
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4.歴史公園の大事さ


歴史公園は、広く都道府県の区域を越えて、国民の憩いの場をつくるもの。

古代中世の歴史公園として、[奈良県・明日香村] [沖縄県・首里城] についで、[佐賀県・吉野ケ里] は3番目である。

日本民族の歴史・由来を体感する意義は深い。

青森の三内丸山の縄文の遺跡もこの分野で取り上げられてしかるべきものと思います。

多くの日本人特に若い人々が、この吉野ケ里を含む歴史公園を訪ね、数日でも滞在して、古代の祖先の生活に、思いを馳せてほしい。






 

5.吉野ケ里公園の整備をはやく




平成4年、私が建設省大臣官房審議官、しかもその担当の審議官のときに吉野ケ里の閣議決定にたずさわる幸運に恵まれた。嬉しかった。

その後、数年かけて整備計画が策定され事業も動き出した。

公園予算が全体として少ないから、容易ではない。

これこそ例外扱いにして特別の事業費をつけるべきだと心から思う。

注文がある。隣接の工業地域計画は取り止めて規模を拡大して、民間の資本参加ももとめ質的にもレベルを上げるべきである。

吉野ケ里そのものの遺跡、出土品に拘らず、全国の弥生の資料を集大成して見てもらうべきと思います。






 

6.先端技術の活用とネットワーク


「弥生人の声が聞こえる」

はやりのバーチャルリアリティ(仮想経験)を活用して弥生を実現できるような計画を持ってほしい。

学問的な正確さも大事だろうが、楽しみの中に「日本人の血」を感じる工夫がほしい。
ハウステンボス、スペースワールドなどとのネットワークも、一層、追求してほしい。

単なる公園以上の地域開発機能を果たす可能性があるのが、吉野ケ里公園であると期待し、私も引き続きお役に立つことがあれば、と希望する。