[ Contents ] [ Guide Line ] [Kachigarasu ] [ What's New ] [ Profile ] [ Book ] [ Guest Book ]

きささぎ
かちがらすLogo
天本俊正後援会だより
No.01
平成9年4月号

 

天本俊正の政治主張


「佐賀空港に中国・韓国など近隣国際空路の開設を」

 まず不定期チャーター便の就航を働き掛け、アジアの窓口空港の実績を積み上げて行こう

「反戦1坪地主に国の安全を曲げさせてはならない」

 沖縄の米軍基地用地の問題では国の安全保障の議論をきちんとし、沖縄県民の民生安定と両立を




 

天本俊正の政策発言


ポストの数ほど大学を

1.唐津に外国語大学を

2.日本の大学進学率は高くない

3.佐賀でも多種多様な「大学」の設置を地域政策として進めるべき

厚生年金は破産しない






 

「ポストの数ほど大学を」



 

1.唐津に外国語大学を


昨年5月、唐津市長が県立大学を唐津・東松浦に設置してくれるよう要望した。 知事は「考えておく」と答えたに止まったとの報道であった。

この地での「大学設置」は、地域振興の目玉だ。

福岡に近いという立地の良さだけでなく、近々九州大学の前原移転があり、教授陣の確保からもタイミングが外れない。

前向きの回答が示せない県当局は冷たい。

唐津は韓国、中国に歴史的にも地理的にも近い。

「遠っ人 松浦佐用姫つま恋にひれ振りしより負える山の名」と大伴家持の万葉の歌を持つ地だ。

中国語、 韓国語などを中心にした外国語大学は必ず成功する。

外国語大学ならば施設への投資も多くないし、教える側の人材にも事欠かない。






 

2.日本の大学進学率は高くない


文部省は、高齢化社会で若い年齢層が減るという理由で、大学の増設に一貫して厳しい態度を取っている。

間違った政策である。

第一に日本の進学率は世界的に必ずしもトップクラスではない。

米国、韓国は日本より10%も20%も高い。

欧州諸国 に比べれば数段高いが、世界の高所得水準国としては物足りない。

第二に、高度情報社会になれば、「知識」と「科学」「文化」が生産資源である。

国の興亡をかけた「 産業構造政策」として無理をしてでも大学を充実しなければならない。

第三にアジアの中の日本を考えれば、「人の交流」(国際労働力の積極受入れも)が必要であり、 留学生の飛躍的受入れもしていかなければならない。






 

3.佐賀でも多種多様な「大学」の設置を地域政策として進めるべき


希望する若者、学びなおしたい中高年令層のすべてが「大学」で学べるようにすべ きだ。

形は大学設置基準などにとらわれる必要はない。

極端なスローガンだが「ポス トの数ほど大学を」といいたい。

実はこの言葉はカリフォルニア州で随分前にいわれたもの。

佐賀県下はどの都市も小さいながらも魅力と特徴を持っている。自然も恵まれている。

北部九州3県でグラスター群の研究学園都市構造がいわれている。その中核を担うべきだ。

鳥栖や伊万里、武雄、鹿島も唐津と同様だ。

財源や人材をどうするか。

もちろん規則を緩和して民間の自由な発想と投資家の資 金拠出などを尊重すべきだ。

国・地方の新「公共事業」としても財源を振り向ける。

「住専」や「ピンハネ福祉施設」に税金を投入するのとは違う。






 

「厚生年金は破産しない」


竹下美光(故人)

「天本俊正の母方の伯父で年金問題で持論を訴えていたが平成2年に死去、著書から抜粋」



「厚生年金は破産するといわれているが、本当だろうか」

「老人の数がふえて、働く若い人の割合が少なくなる。
支給ばかり多くなって保険料では足りなくなる。昭和85年(2010年)には積立金も使い果たすとか、、、」

危機だ、危機だとばかり言っていては、保険料を快く収めようという気もなくなる。

厚生省に責任がある。あまりに暗い見通しを立てているからだ。決して破産などするものではない。

第一に、厚生省が、働いている人の賃金は実質的には45年間も上がらないという実際にはありえないことを前提に計算しているから、破産するなどと言う悲劇的な見通しになってしまうこと。

第二に、保険料はどんなに上がっても、給料の20%前後ですむこと。

最後に、厚生年金の積立金は今後益々増えていくものであってなくなったりするものではない。

「どうして、賃金が30ー40年間も上がらないという仮定で計算したんだろうね。
不合理じゃないか。」

「だれも文句も言わないのも不思議だよ」

「国民に知らせていないからだろうか」

「どうも厚生省は、わざわざ知らせようとは、してないようだね 」

「知ったら、不都合なことが起こると思っているのだろうか」

「福祉は何でもタダでという人も多いからね。
お金は足りませんよと言っておいたほうが無難だと思って いるのかも知れない。」

「それじゃあ、国民をダマしていると言うことじゃないか。
まるで、子供が何でもかでもおもちゃを欲しがるものだから、ウチにはお金は有りませんよと言ってダマしているのと同じことだよ」

「ほんとだね。本当のことを知らせて、よく話し会えば国民も決してムリなことは言わない。
国民をもっと信頼すべきとおもうよ」

まったく、そのとおりではなかろうか。

(昭和58年5月執筆)